憧れのバガンへ
夜行バスで朝5時半頃バガンに着きました。
と言っても、バス停から仏塔のあるいわゆる観光地へは少し距離があるので乗り物での移動が必要です。
バスを降りた瞬間、「タクシー!」「バシャ!」「サイドカー!」の嵐。
寝ぼけてて判断出来ないし、こわいから近寄らないで…。
そんな願いも届かず付きまとわれます。
安さ(8000チャット)と時間(20分)だけを尊重してサイドカーなるものに決めました。
サイドカーってご存知ですか?
私よくわかんなくて、とりあえず付いてったんです。サイドカーって、おっちゃんはチャリで私はその隣(サイド)に取り付けた椅子(カー)に座らせられるんですね。
これに決めたの若干後悔しました。
と言うのも、朝晩のバガン、スーパー寒いんです。
「バガンは暑い」と聞いていた私は、完全に間違えた格好で風にさらされることに。
しかもおっちゃん、途中からバイクに押してもらっていたのですんごいスピードが出ます。危ないからほんとにやめてほしかった、、笑
はー寒かった。こわかった。
ニャウンウーという村に着いてからは
Eバイクのレンタルをしました(8000チャット)。
じゃーん
人生初バイク!!!
非常に危なっかしかったけどいろんな人に助けてもらいながら乗りました。
道端で会った女の子が、朝日の観れる秘密の場所を教えてくれるというので着いて行くことに。
朝のバガンはバルーンが上がってとても素敵。
たくさんいい感じの写真を撮ってくれました。
ありがとうなぁ優しいなぁと思っていたら、ちゃんとお土産を買わされました。
でも本当に良くしてもらったから大満足です。
ただ、私は貧乏大学生。そんなにホイホイお金を使えません。
でも親切にされてしまうとノーが言えなくなってしまいます。
無償の親切は観光地にはないのだろうと、話しかけてくる人を警戒するようになりました。
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彼女たちと別れ、一人でかの有名なアーナンダ寺院へ。
正直、日の出でもうバガン満足してました。
大仏を見てもイマイチ価値がわからない…
「変な顔…」という、言ってはいけない感想しか持てません。。
仏様ってこんなお顔でしたっけ?分からなくなってきました。
フラフラしてたら、少年に話しかけられました。
売りつけられるのもう嫌だから伏線を張ることに。「私はお金払えないからね。何にも買えないからね。」
それでもいい、と言われてしまったので仕方なく付いていきます。
最初こそ絵を売られかけたけど、結局1円も払わずいろんなところへ連れて行ってくれました。
バイクの運転もしてくれて助かった!
ありがとう、ルビ!
また一人で散策が始まります。お買い物をしたりバイクの運転を楽しんだり。
そしてEバイクを返そうとしたら、日本人に出会えました!!!
ずっと日本人に会いたかったから私のテンションはマックス。
ミャンマー、日本人どころか観光客全然いないんです。
サンセットに連れて行ってくれ、ご飯も一緒に食べてくれました。
ビールも飲んだ!なんと50円!
ありがとう、みつくん!
たくさん喋り、ほっとし、最高の気持ちでヤンゴンへ帰ることが出来そうです。
みなさま今日もありがとう。
伏線を張ることがノーと言えることの近道だと学んだ1日でした。