恐怖体験
キャンディから向かう先は、
有名な世界遺産のシーギリヤロック!!
1日一便のみ直行バスがありますが、
その日は選挙のためバスダイヤが通常と異なるらしく、地元の人でもよくわかってない感じでした。
便数の多いダンブッラというまち行きのバスに乗ってから乗り換えます。
この日は1日移動日になりました。
4時間くらいガッタガタの道をバスで揺られてダンブッラに到着です。
その先もバス移動の予定でしたが、選挙の関係で便数が少ないらしく、待つのもやんなったのでトゥクトゥクを使いました(ぼったくられましたが…)。
荷物持った移動日って、ぼったくられやすいから気を強く持たないとですね。
宿に着いてちょっとゆっくりして、夕飯を探しにジャングルへ出掛けます。
世田谷の女たちは後ろ姿が美しい!!
…結局ジャングルでは何も見つからなかったのでダンブッラ方面まで戻ることになりました。
Mango mangoというレストラン。
普通に美味しいし、隣にスーパーがあるので買い出しも楽チンでした。
---------------------------------------------------------------
帰りのトゥクトゥクを探します。
絡まれたドライバーが最初800ルピーとか言ってきたのですが、交渉して500ルピーで帰ってもらうことに。
…なったはずなのに、突然トゥクトゥクを止めて、500ルピーでは行けないとか言われます。
英語があまり話せないドライバーだったので、話せる地元の人が通訳してくれました。
「英語わかんないから500ルピーだと思わなかった。」
「自分は送ったあとに一人で暗闇の中ダンブッラに帰らなきゃいけないから500ルピーは無理だ」
姫はキレます。
さっき話つけたはずなんだけど、、
でもこんな人通りの少ない暗闇で降ろされても困る…
なんかもうこっちが折れるしか選択肢がなさそうだったので、600ルピーで連れてってもらうことになりました。
が、険悪モードが漂います。
途中、ドライバーは仏に向かってお祈りを始めました。
(前を向いてください)
不信感が高まります。
いつも喋ってるあんなが黙り始めます。
なんかやばそうだったので険悪モードから仲良くなろうモードに切り替えてなんとか無事に宿まで送ってもらう作戦をとることに。
私とぬかたは喋ったり歌ったりし始めました。
「ミュージック?」とドライバー。
「イエス!ウィー ラブ ミュージック!!(必死)」と私たち。
ド「ソング!ソング!」
ぬ「えーと、、めぐるめぐる かぜ〜」
突然「時の旅人」の合唱が始まりました。怖くなってたので震え声でしたが見事なハモリ。
合唱が終わってもまだ言われます。
ド「ソング!」
シングの間違いだというツッコミは呑み込んでお得意のshape of youをトゥクトゥクのドアを叩いてリズムを取りながら歌います。
叩けって言われたんです。本当に怖い。
もうやけくそです。
そんなこんなでエンドレス"ソング"。ドアを叩き続けたやけくその約30分間。
ド「マイハウス カム!」
とか言われたのは基本的に無視。笑ってごまかし無事に宿に到着しました。
あー怖かった。本当に怖かったんですけどこの文章で伝わるのかな?
そんな恐怖体験のシーギリヤ1日目でした。